今や伝説の生産者、ドメーヌ・ショパン・グロフィエの当主ダニエル・ショパン氏の 娘婿であるユベール・ショーブネ氏が運営するドメーヌ。

ニュイの南、コンブランシアンの村で名手として鳴らした義父（ダニエル氏)は97年に 表舞台から退き、大部分の畑をドメーヌ・ショーブネ・ショパンに譲りました。 若き当主ユベール氏は、芽掻きとヴァンダンジュ・ヴェールトをしっかりおこない、 収量を抑える義父譲りのやり方・教えを忠実に守っています。 若き当主、ユベール氏は義父の教えを忠実に守り先代譲りの果実味を十分に引き出し た古典的で、素晴らしいワインの数々をリリースしてきました。

グラン・クリュはこのクロ・ヴージョのみですが、シャンボール側の下部に位置する 0.4ヘクタールは、義父ダニエルが1960年代半ばに手に入れた平均樹齢50年を数える素晴らしい区画です。収量も少なく、日本への割り当ても限られています。そのため知名度がそれほど高くはありませんが、ニュイの隠れた逸材。

ショヴネ・ショパンのクロ・ヴージョは北の壁際。上はシャトー・ド・ラ・トゥール、下はドニ・モルテの区画だ。しっかりとした肉付きのよいワインで、豊かな果実香にスパイシーさが加わる。ストラクチャーもしっかり。